ミックさんこの記事では、ポメラニアンの性格はきつい?飼い歴15年の私が語る真実とその対処法について書いているワン!
ポメラニアンと一緒に暮らしていると、その愛くるしさに癒される毎日ですよね。
でも、最近うちの子の性格がきついと感じる場面が増えたり、あるいは急に噛みついてきて凶暴化してしまった、と悩んでいる飼い主さんも実は少なくありません。
また、ネットで検索すると、噛み癖がひどいとか無駄吠えが止まらないといった悩みや、突然怒る原因についての情報がたくさん出てきて不安になりますよね。
そこで、この記事では、ポメラニアンがなぜそのような行動をとるのか、その理由や正しいしつけ、接し方について私の経験を交えてお話しします。
愛犬との絆を取り戻すためのお手伝いができれば嬉しいです。
- ポメラニアン特有の気質と歴史
- 攻撃行動の背後にある意外な理由
- 噛み癖や唸る行動の具体的な改善策
- 信頼を築くための正しい接し方
- 成長段階別の注意点とケア方法


- ポメラニアン飼育歴15年
- 平成2年4月より保護犬と生活
- 先代犬はペットショップで購入のポメラニアン
- ミックさんはかなりのビビり
- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験


- ポメラニアン飼育歴15年
- 平成2年4月より保護犬と生活
- 先代犬はペットショップで購入のポメラニアン
- ミックさんはかなりのビビり
- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験
ポメラニアンの性格がきついと感じる凶暴化の理由


ふわふわの毛玉のようなポメラニアンですが、実は内面にはとても情熱的でタフな一面を持っています。
それでは、なぜ彼らが「きつい」と感じられるような行動をとるのか、そのルーツと本能から詳しく紐解いていきましょう。
スピッツの血を引くポメラニアンの勇敢な気質
ポメラニアンは、その可愛らしい外見に惑わされがちです。
しかし、彼らの先祖を辿ると、実はサモエドやジャーマン・スピッツといった、極寒の地でソリを引いたり番犬として活躍したりしていた「スピッツ族」に行き着きます。
そして、この血統背景こそが、ポメラニアンが単なる愛玩犬に留まらない「芯の強さ」を持っている理由なんです。
かつては牧羊犬として家畜を守っていた歴史もあり、身体は小さくなってもその「守るべきものを守る」という勇敢な気質は、今も彼らの遺伝子の中にしっかりと刻まれていますよ。
また、その見た目はぬいぐるみのようですが、中身は今でも「自立心が強く、警戒心に富んだ作業犬」の気質を色濃く残しています。
不審な音に敏感に反応したり、自分より何倍も大きな相手にも怯まず立ち向かったりするのは、彼らにとっては自分や家族を守ろうとする本能的な行動なんです。
こうした高い反応性や自己主張の強さが、現代の静かな住宅環境では「性格がきつい」という印象を与えてしまうことがあります。
でも、それは彼らが本来持っている「仕事熱心さ」や「責任感」の裏返しでもあるんですよ。
そのため、彼らのルーツを理解してあげることが、問題解決の第一歩になります。
飼いにくいと言われる原因と吠えやすさの理由
ポメラニアンが「飼いにくい」と評される大きな原因の一つに、よく吠えるという点がありますね。
これは、一般的に「無駄吠え」と片付けられがちですが、彼らにとっては重要な「アラート(警告)」としての役割があるんです。
ポメラニアンは非常に賢く、聴覚も鋭敏なため、チャイムの音や家の前を通る足音、窓の外の影などをいち早く察知します。
なにせ、全犬種の中でも、頭の良さランキングで23位になるほどですから。


そのため、「何か来たよ!」「あそこに不審なものがいるよ!」と家族に知らせようとするのは、彼らにとっての「正常な機能」なんです。
ただ、これを頭ごなしに叱ってしまうと、犬は「もっと強く言わないと伝わらないのかも!」と勘違いして、さらに激しく吠えるようになるという悪循環に陥りやすくなってしまいます。
そして、ポメラニアンは非常に知能が高く、エネルギーに満ち溢れた犬種です。
このエネルギーが適切な散歩や遊び、知育玩具などで発散されないと、そのフラストレーションが過剰な吠えや、周囲への攻撃性に転嫁されてしまうことがあるんです。
また、彼らは飼い主さんの感情を読み取る能力も抜群なんです。
飼い主さんが吠え声に慌てて大声で制止しようとすると、犬は「飼い主さんも一緒に吠えて応援してくれている!」と興奮を増幅させてしまうこともあります。
そこで、吠えをコントロールするには、まずは彼らの「知らせたい」という気持ちを認めつつ、落ち着かせるトレーニングが必要です。
静かにできた瞬間を逃さず褒めることで、「吠えないほうがいいことがある」と学習させていくのが、ポメラニアンとの賢い付き合い方かなと思います。
社会化不足が招く恐怖心からくる攻撃行動


ポメラニアンが「凶暴化」したように見える原因の多くは、実は攻撃性ではなく「恐怖心」だったりします。
まず、犬には新しい刺激を柔軟に受け入れられる「社会化期」という非常に重要な時期があります。
そして、この時期に十分な経験を積めなかった子は、大人になってから未知のものに対して強い不安や恐怖を感じ、それを追い払うために「噛む」「吠える」という手段を選んでしまうんです。
体が小さいポメラニアンにとって、人間の急な接近や大きな声は、私たちが想像する以上に巨大な脅威として映っています。
また、この社会化の重要性については、行政のガイドラインでも明確に示されていますよ。
(出典:環境省「犬猫幼齢動物の販売日齢に関する科学的知見等について」)
これによれば、生後3週から12週頃までの経験がその後の性格形成に大きく影響し、この時期を逃すと恐怖心が勝ちやすくなるとされています。
そのため、「自分を守るための精一杯の防衛本能」として出ている攻撃を、「性格が悪い」と切り捨ててしまうのはあまりにかわいそうです。
ちなみに、もし社会化期を過ぎてしまっていても、焦らずに「この世界は怖くないよ」と少しずつ教えてあげることが大切ですね。
幼少期の噛み癖を放置して凶暴に見えるリスク
子犬の頃の「甘噛み」は、見た目は可愛らしいですが、実は将来の凶暴化を招く大きなリスクをはらんでいます。
もっとも、子犬は噛むことで物を確認したり、相手の反応を見たりしますが、この時に「人の手を噛ませて遊ぶ」習慣をつけてしまうのは絶対に避けたいところです。
小さい頃は痛くないからと許していると、犬は「人の手は噛んでもいいおもちゃだ」、あるいは「噛めば遊んでもらえる」と誤って学習してしまいます。
そして、この学習が定着したまま成犬になると、アゴの力が強くなり、遊びのつもりでも大怪我をさせてしまう「咬傷事故」に繋がるわけです。
また、犬が自分の要求を通したい時に噛むことを覚え、それが成功体験になってしまうと、思い通りにいかない時にすぐに口が出るようになってしまいます。
これが、周囲からは「凶暴化」したように見えるんですね。
そのため、幼少期から「噛んでいいのは自分のおもちゃだけ」というルールを徹底し、手が当たったら遊びを即座に中断するなどの一貫した対応が必要です。
リーダー論の誤解と力によるしつけの弊害
かつて主流だった「犬に舐められないようにリーダーになれ」という考え方や、力で屈服させるリーダー論は、現在の犬の行動学では否定されつつあります。
特に、ポメラニアンのようなプライドが高く繊細な犬種に対して、マズルを強く掴んだり、無理やり仰向けに押さえつけたりする「体罰」に近いしつけは、火に油を注ぐようなものです。
これは、犬からすれば、信頼しているはずの飼い主から突然襲われるわけですから、パニックになり「叩かれるかもしれない!」という極限の恐怖から反撃するようになります。
そして、これが繰り返されると、飼い主さんの手の動きを見ただけで唸るような、深い不信感に基づいた攻撃性が定着してしまいます。
このように、一度壊れた信頼関係を修復するのは、ゼロから築くよりも何倍も大変なんです。
そこで、大切なのは「ボス」として君臨することではなく、「この人のそばにいれば、いつも安全で楽しいことが起きる」と思ってもらえるパートナー(ペアレント)になることです。
力ではなく、おやつや褒め言葉を使った「正の強化」に基づくトレーニングこそが、ポメラニアンの心を開く鍵になりますよ。



ポメラニアンの性格がきついと感じる凶暴化の背景には、スピッツ族由来の勇敢な気質や社会化不足による恐怖心があります。単なる「わがまま」ではなく、本能や防衛反応であることを理解し、力で抑え込まずに恐怖を取り除く姿勢こそが改善の第一歩だワン。
ポメラニアンの性格がきつい理由と凶暴化を招く接し方


日々の何気ない接し方の中に、愛犬のストレスを溜め込む原因が隠れているかもしれませんよ。
そこで、ここでは、具体的によくあるトラブルシーンと、その裏にある犬の心理を詳しく見ていきましょう。
資源守りの治し方と唸る愛犬への正しい接し方
お気に入りのおもちゃやフードを食べているときに近づくと、鼻にシワを寄せて唸る……。
これは、「資源守り(リソースガーディング)」と呼ばれる、生物として極めて自然な生存本能です。
そして、これは犬にとって、自分の大切なものを守るのは当たり前のことですが、家族に対しても過剰になると、日常生活に支障が出ますよね。
また、多くの飼い主さんは「唸るのは生意気だ」と考えて無理やり取り上げようとしますが、これは状況を確実に悪化させるNG行動です。
その理由は、犬は「近づいてくる人間=大切なものを奪う泥棒」だと認識し、次からはもっと早く、もっと強く噛んで守ろうとするから。
そのため、唸っているときに力ずくで物を取り上げるのは絶対にやめましょう!
「取られた!」という嫌な経験を積み重ねると、資源を守るための攻撃性はどんどんエスカレートしてしまいますよ。
そこで、解決の鍵は「物々交換(トレード)」の練習です。愛犬が何か持っている時に、それよりもっと魅力的なおやつ(普段はあげないような特別なお肉など)を提示します。
その後、犬がおやつに気を取られて物を離した瞬間に、おやつを与え、隙を見てその物(またはもっと良いおもちゃ)を返してあげます。
これを繰り返すと、犬は「飼い主さんが来ると、今持っているものより良いものがもらえる!」と学習し、喜んで物を差し出すようになります。
このように、奪われる不安を取り除いてあげることが、資源守りを治す一番の近道なんです。
ブラッシングで噛む理由と不快感をなくす慣らし方
ポメラニアンの象徴であるふわふわのダブルコートを美しく保つには毎日のブラッシングが欠かせませんが、これを嫌がって噛んでくるという相談も非常に多いんです。
そして、犬がブラシを嫌がる理由は明確で、毛玉が引っかかる「痛み」や、スリッカーブラシの針が皮膚に当たる「不快感」、あるいは「拘束されることへの不安」。
そのため、一度でも「痛い!」と感じてしまうと、犬にとってブラシは凶器と同じ。次にブラシが見えた瞬間、「やめろ!」と伝えるために口が出てしまうのは、ある意味当然の反応と言えますね。
そこで、これを克服するには、「系統的脱感作」という少しずつ慣らす手法が必要です。
まずは「ブラシを床に置いた状態でおやつ」「ブラシを見せたらおやつ」から始め、犬がブラシを見て尻尾を振るくらいまで根気よく続けます。
次に、ブラシを体に一瞬触れるだけでおやつ。1回でもブラッシングできたら即おやつ。これをミリ単位で進めていきます。
ただ、焦って無理やり続けると、それまでの努力が水の泡になってしまうので、「今日は足一本だけ」「今日は背中だけ」と、犬の許容範囲内で止めるのが、平和なブラッシングライフを実現するコツですよ。


ライフステージで変わるポメラニアンの行動変容


ポメラニアンの性格は、一生固定されているわけではなく、成長段階(ライフステージ)によって大きく変化しますよ。
例えば、生後6ヶ月から2歳頃までの「思春期(反抗期)」。
この時は、ホルモンバランスが大きく変わり、それまで従順だった子が急に指示を無視したり、自分の意見を主張して唸ったりすることがあります。
そして、これは自立の過程で起きる成長の証でもあるのですが、飼い主さんが「性格が悪くなった」と焦って厳しくしすぎると、かえって関係がこじれてしまうことがあるんです。
また、7歳を過ぎたシニア期に入ると、目が見えにくくなったり耳が聞こえにくくなったりする「感覚器の衰え」や、関節の痛みなどによる不安感から、イライラしやすくなることがあります。
「頑固になった」「性格がきつくなった」と感じる変化の影には、こうした身体の不調や痛みが隠れていることが多いんです。
そのため、愛犬の年齢に合わせた環境づくりと、変化にいち早く気づいてあげる観察眼が、穏やかな老後を支えることに繋がりますよ。
それと、急な変化があれば、まずは獣医さんに相談してみるのが一番の安心材料になりますね。
運動不足から生じるストレスと無駄吠えの悪循環
「ポメラニアンは小型犬だから、家の中を走り回っていれば運動は十分」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、これは大きな誤解です。
彼らは、もともと作業犬のルーツを持つため、非常に活動的で好奇心が強い犬種です。
そのため、散歩に行けず、毎日同じ部屋の中で退屈な時間が続くと、その有り余ったエネルギーがストレスとなって「破壊行動」「過剰な吠え」「イライラによる攻撃性」として爆発します。
これはいわば、出口のないエネルギーが歪んだ形で外に出てしまっている状態なんです。
そして、散歩は単なる運動だけでなく、外の匂いを嗅いだり、他の犬を見かけたりといった「脳への刺激」としても非常に重要です。
1日2回、1回15〜20分程度の散歩を習慣にするだけで、家の中での落ち着きが驚くほど変わることも少なくありません。
また、雨の日で散歩に行けない時は、おやつを隠して探させるノーズワークなどの室内遊びで頭を使わせてあげましょう。
心身ともに満足していれば、些細なことで吠えたり噛みついたりする「きつい性格」の角が、自然と取れていくのを実感できるはずですよ。
叩くなどの体罰が信頼関係を壊し攻撃性を強める
しつけがうまくいかない焦りから、ついつい大きな声で怒鳴ったり、お尻を叩いたりしてしまう……。
しかし、これはポメラニアンの凶暴化を決定的にしてしまう、最も危険な行為なんです。
まず、叩かれた犬は「なぜ叩かれたか」という理屈を理解することはできません。
それよりも、彼らが学ぶのは「飼い主の手は、いつ自分を襲ってくるかわからない怖いものだ」という恐怖体験だけです。
そして、一度この恐怖が植え付けられると、犬は自分の身を守るために、飼い主さんの手が動いた瞬間に「やられる前にやる!」と反射的に噛みつくようになってしまいます。
また、体罰によって一時的に大人しくなったとしても、それは「服従」ではなく「恐怖によるフリーズ」に過ぎません。
そのストレスは必ず別の場所で歪みとなって現れますから。
そのため、もし望ましくない行動をしたときは、叱るのではなく「その行動をさせない環境作り」を徹底し、望ましい行動ができた時にこれでもかと褒めてあげてください。
「飼い主さんは最高の理解者だ」という揺るぎない信頼関係こそが、どんな高度なトレーニングよりもポメラニアンの攻撃性を鎮める力を持っています。
そこで、15年一緒に過ごしてきて確信しているのは、愛犬は飼い主さんの鏡だということですよ。
こちらが穏やかに接すれば、彼らも必ずそれに応えてくれますから。



日常の接し方がポメラニアンの性格をきつくさせ、凶暴化を招く場合もあります。資源守りや手入れへの不快感、運動不足が原因なら、力ではなく交換や慣らし、適切な発散で解決可能なんです。そして、体罰を避け、誠実な対応で信頼を育めば穏やかな関係を取り戻せるワン。
よくある質問(FAQ)
ポメラニアンの性格がきついと感じたり、凶暴化に悩んだりする飼い主さんから寄せられる、よくある疑問をまとめました。
本文では触れきれなかった細かなお悩みについて、私なりの視点でお答えします。愛犬との向き合い方のヒントになれば幸いです。
Q1:子供に対してだけ攻撃的になる場合の対処法は?
子供の予測不能な動きや高い声は犬にとって脅威となります。無理に近づけず、子供が静かにしている時にだけ犬におやつを与える「良い印象付け」を優先してください。必ず大人の監視下で接触させ、犬が逃げられる場所を確保することが重要です。
Q2:多頭飼いで先住犬が攻撃的になった時はどうすべき?
資源(飼い主の注目や場所)の奪い合いが原因です。先住犬の優先順位を保ち、個別の散歩や食事時間を設けて心の余裕を作ってください。また、無理に仲良くさせようとせず、フェンスなどで物理的な距離を保位、お互いに落ち着ける環境を整えるのが基本ですよ。
Q3:夜中に急に吠えたり怒ったりする原因は何ですか?
視覚や聴覚が制限される夜間は不安が増大しやすいためです。また、寝ている場所への接近を「資源守り」として守ろうとしている可能性もあります。そのため、安心できるケージでの就寝を促し、夜間は無理に触れ合おうとせず、静かな安眠環境を提供してください。
まとめ:ポメラニアンの性格がきつい悩みや凶暴化の改善方法
ポメラニアンの性格がきつく凶暴化してしまうことに悩み、自分を責めてしまっている飼い主さんもいるかもしれませんが、決して一人で抱え込まないでくださいね。
ポメラニアンは本当に賢くて、世界で一番飼い主さんのことが大好きな犬種なんです。
また、最初から凶暴な犬なんてこの世にいません。
ただ、何かを怖がっていたり、痛みに耐えていたり、誤ったルールを学んでしまったりして「困っている犬」がいるだけなんです。
そのため、時間をかけて、一歩ずつ歩み寄っていけば、必ずまた笑顔で触れ合える日が来ます。
しかし、もし自分たちだけで解決するのが難しいと感じたら、行動診療科のある獣医さんや、認定トレーナーさんに相談するのも良い選択肢ですよ。
そして、あなたと愛犬の毎日が、幸せな毛玉に包まれた平和なものに戻ることを心から応援しています。



性格がきつい悩みや凶暴化で愛犬を責める前に、まずは健康面を確認してあげてください。そして、専門知識を頼りながら一歩ずつ歩み寄れば、愛くるしい姿は必ず戻ります。彼らのSOSを正しく受け止めてあげるワン。
※本記事の内容は、一般的な飼育データや長年の経験に基づいた情報です。しかし、犬の成長や健康状態には個体差があります。個体ごとの正確な診断や健康管理については、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。

