個人同士のサイト売買を経験して思ったこと

サイト売買

私は今までネットビジネスを12年程度行ってきましたが、つい最近までこのサイト売買という言葉を知りませんでした。というか、自分の持っているサイトを売買する事が出来るとは夢にも思っていなかったんですね。

もっとも、今まで自分が手塩にかけて育ててきたサイトなので、他人に売るという概念が無かった事もサイト売買という言葉を知らなかった理由の1つだと思いますが、サイト売買=サイトを売ったり買ったりする事が出来る、つまりまさか自分のサイトを売る事が出来るなんて夢にも思っていなかったのです。

 

あわせて読みたい
サイト売買とはなに?その流れについて解説します あなたは、『サイト売買』という言葉を聞いた事がありますか?ここ数年の間に急成長している業界になります。その名の通り、サイト(ブログも含む)の売り買いの事であ...

 

ただ、サイトを複数保有していると、継続して更新しているサイトとそうでは無いサイトとに分かれてしまいます。特に、私の場合は1人で複数のサイトを管理していたため、どうしても手が回らないサイトが出てきてしまったのです。

 

そして、当然と言えばそうですが更新していないサイトはどんどん検索順位が下がってしまいます。Googleでは最新の情報が掲載されているサイトを検索上位で表示する傾向が高いため、更新されていない=最新の情報が掲載されていないサイトの検索順位が下がる事は仕方ありません。

しかし、私はこのままではせっかくここまで育ててきたサイトが価値のないサイトになってしまうと思ったので、サイト売買でサイトを売る決断をしたのです。

基本的にサイト売買は誰にでも出来ます

自分の所有しているサイトを売る、または他人の所有しているサイトを買うなど、サイト売買は基本的に誰でも行う事が可能です。もっとも、サイト売買を行うためにはそれなりの知識とお金(買う場合)が必要になります。

ただ、現在のサイト売買市場では、サイト売買を仲介してくれる業者が複数あり、サイト売買の工程を全て行ってくれる会社(サイトを購入する人を探すところから契約、サイト移管、売買代金の管理まで)もあれば、あくまでサイトの売買は専用の掲示板を通して個人で行っていただき、契約書の見本や売買代金の管理のみを行う会社までさまざまです。

ちなみに、私は昨年末にサイト売買の工程を全て行ってくれる会社でサイト売買を経験していたため、今回はサイト売買会社の専用掲示板を借りて個人間でのサイト売買を行いました。

サイト売買の流れについて

サイト売買の流れ

サイト売買の流れは、各サイト売買会社のサイト内に記載がありますので、ここでは簡単に説明しますね。(サイトを売る場合)

  1. サイトの査定を行う→売る予定のサイトをサイト売買会社に査定してもらいます。ちなみに、サイトを売る際の相場は過去6ヶ月間の営業利益×20~24ヶ月分らしいです。例えば、過去6ヶ月間の営業利益が10万円の場合には、10万円×20~24=200万円~240万円になります。
  2. サイトの買主を探す→サイト売買会社の掲示板を利用したりやサイト売買会社にお願いして買主を探します。
  3. サイト売買の交渉を行う→買主(候補)が決まったら、サイトの現状をアドセンスやアナリティクスのキャプチャ画面などを提示して、最初に提示した営業利益やアクセス数との相違が無い事を確認してもらいます。その結果、買主のOKが出たら譲渡契約書を締結します。
  4. 買主より売買代金の入金→譲渡契約書を締結したら買主よりサイト売買代金の入金を行っていただきます。この際、サイト売買会社が提供しているエクスローサービスを利用するとスムーズに売買代金を受け取る事が可能になります。
  5. サイトの移管を行う→買主よりサイト売買代金の入金を確認したら、サイトの移管を行います。
  6. サイト売買代金を受け取る→買主へサイトの移管が完了したらサイト売買会社からサイト売買代金を振り込んでもらいます。(エクスローサービス利用の場合)

以上がサイト売買の流れになります。

 

ぽんちゃん
サイト売買の工程にはいくつかありますが、ますは買主を探さない事には始まりません。

個人間の売買はストレスが溜まる可能性あり

サイト売買の工程を全てお任せ出来る(サイト売買の仲介)会社であれば、サイトの査定から買主の募集、契約書の締結、サイト移管などの作業を全てお任せする事が出来るため、前回のサイト売買ではあまりストレスを感じる事なくサイト売買を完了する事が出来ました。

ただ、今回のサイト売買では売却希望価格が低い事も有り仲介ではなく直接交渉という形を取ったため、ちょっとストレスがありました。というのも、サイト売買会社にサイト案件を登録した翌日に買主が見つかったのですが、そこからが長かったんですよね。

 

というのも、買主の人も仲介ではなく直接売買だったためか、とにかく返信が遅くてこちらから連絡を入れても返信が2~3日後なんていう事が多々ありました。相手がいるんだからせめて翌日には返信してよと何度思った事か。

それが、1回や2回じゃなく複数回ありましたから、正直なところこの人本当に買う気あるのかな?とまで思ったほどです。結局今回のサイト売買は、買主が決まってから実際にサイト売買代金が私の銀行口座へ振り込まれるまで約1ヶ月くらい掛かりました。スムーズに行っていれば2週間も掛からないはずなのにと思いながらも、こういう事もあるんだなという良い教訓にもなりました。

※サイト売買を行った会社については、また後日記事にしますので今しばらくお待ちください。

まとめ

●サイト売買は誰にでもできる
●サイト売買ではサイト売買仲介業者を介して行う事が一般的
●個人間のサイト売買はストレスが溜まるケースあり

近年では、個人や法人が運営しているブログやサイトの価値が上昇しており、そういったブログやサイトを買い取って自分(自社)で運用したいという人が増えてきています。

もっとも、一から始めるブログやサイトよりも、すでに出来上がっており収益が発生しているブログやサイトを購入した方がブログやサイトの収益化が簡単な事は言うまでもありません。

 

そのため、今後サイト購入を考えている人は、下記の項目に注意しながら今からいろいろと情報収集を行っておいた方が良いかと思います。

●運営履歴
●収入状況
●購入した場合の運営方法

いざ、サイトを購入したは良いものの、事前の情報とは異なった、全然収益が上がらないなど、自分の思い描いていた事とかけ離れてしまっては元も子もありませんので、サイト購入において事前の情報収集は必須です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!