あなたは、『サイト売買』という言葉を聞いた事がありますか?ここ数年の間に急成長している業界になります。
その名の通り、サイト(ブログも含む)の売り買いの事であり、法人対法人はもちろん、法人対個人、また個人対個人などの形式で売買が行われています。
小規模サイトから大規模サイトまで、あらゆるサイトやブログが売買の対象となっており、この売買によって売主は大きな利益を得る事が出来ます。
また、買主は将来の売上(利益)を手に入れる事が出来るため、これはWinWinの関係とも言えます。
そこで、この記事では、現在ブームになりつつあるサイト売買における基礎的な知識について解説していきます。
現在、サイト売買について興味がある人は、是非最後まで読んで下さい。
✅当記事の執筆者
・ココナラプラチナランク継続4年以上
・Wordpressブログ作成実績1,000件以上
・ココナラ売上600万円以上
それでは本題に入りますね。
サイト売買とは?
当記事を読んでいるあなたは、すでにサイト売買を知っているかと思いますが、そうではない人向けにサイト売買の概要について解説します。
●自分(自社)の運営しているサイトやブログを他人(他社)に販売する
●他人(他社)が運営しているサイトやブログを自分(自社)が購入する<
簡単に言えばこうなります。つまり、自分(自社)と他人(他社)との間で、サイトやブログを売買する=サイト売買=サイトやブログのM&Aになるのです。
一般的に、M&Aと言えば企業間の買収が挙げられると思いますが、ここ数年の間にM&Aの新ジャンルとしてサイト売買が台頭してきています。
もっとも、企業間のM&Aとはその規模や金額でかなり大きな差がありますが、サイトやブログのM&Aでも1件当たり億を超える物件もあるため、サイト売買は今後の優良なジャンルと言えます。
それに、このサイト売買を使ってサイトやブログを購入すれば、一からサイトやブログを育てる必要が無く、すでにある程度の収益が発生しているサイトやブログを手に入れる事が出来ます。
そのため、購入後すぐに収益が発生する可能性が高く、その後の収益予測も立てやすいというメリットがあります。
また、サイトやブログを売りたいという人も、自分の育てたブログを現金に換える事が出来ます。
サイト売買で得た資金を元に新たなジャンルへの進出や事業の継続資金などに充てる事が出来ますので、さらに事業を拡大させる事が可能です。
このサイト売買では、売主買主ともにメリットがあるんです。
サイト売買はどうやって行うのか?
現在サイト売買の方法としては、現在主に下記の2通りの方法があります。
- 自分で直接サイトやブログ保有者に連絡して売買を行う
- サイト売買仲介業者を経由して売買を行う
この2つのうち、自分で直接サイトやブログ保有者に連絡する方法ですが、主にある程度の資金や知名度がある企業が行っている方法になります。
もっとも、そういった企業でないと売買を持ちかけられた人(会社)にとっては、相手側の調査が出来ない=信用度を図る事が出来ません。
また、個人がこの方法でサイト売買を成功させることはかなり難しいと言えます。
そのため、個人がサイト売買を行う方法としては、サイト売買仲介業者を経由して売買を行う方法が現実的になります。
現実的な方法としては、サイト売買仲介業者を介す事になりますね。
サイト売買仲介業者とは?
このサイト売買仲介業者ですが、その名の通りサイトやブログの売買を仲介している業者になります。
簡単に言えば、サイトやブログを売りたい人と買いたい人との間に入って、売買がうまく成立するように売主と買主を結びつける業者になります。
ただ、各仲介業者によってはその業務内容が異なっているため、経験上この仲介業者選びによってもサイト売買がスムーズに進むのか?否か?が分かれる事になります。
そして、基本的にサイト売買業者では、自社サイト内に売買案件を掲載しているため、売買希望者はこれらの中から希望する案件を見つける事になります。
また、サイト売買情報の掲載はもちろん、サイト売買がスムーズに進むために売主と買主双方と連絡を取り合ってお互いが納得するまで交渉の手助けを行ってくれる業者もあります。
そのため、サイト売買仲介業者を選ぶ際には、下記の事に関して注意する必要があります。
●自分がサイト売買に対してどれだけの知識があるのか?
●売買案件に対して正当な評価が可能なのか?
●売買に対してのコミュニケーション能力があるのか?
私たちがサイト売買を行う場合、これらの要素を検討した上で業者を選ぶ必要があります。
また、サイト売買業者がどこまでの業務をこなしてくれるのか?についても業者を選ぶ際の重要な判断材料です。
現在のサイト売買市場では、サイト売買業者を介して行う事が一般的となっていますよ。
サイト売買の流れは仲介業者によって異なる
自分の所有しているサイトを売る、または他人の所有しているサイトを買うなど、サイト売買は基本的に誰でも行う事が可能です。
もっとも、サイト売買を行うためにはそれなりの知識とお金(買う場合)が必要になります。
ただ、現在のサイト売買市場では、サイト売買を仲介してくれる業者が複数あります。
サイト売買の工程を全て行ってくれる会社(サイトを購入する人を探すところから契約、サイト移管、売買代金の管理まで)もあります。
また、あくまでサイトの売買は専用の掲示板を通して個人で行っていただき、契約書の見本や売買代金の管理のみを行う会社もあります。
ちなみに、私は昨年末にサイト売買の工程を全て行ってくれる会社でサイト売買を経験していたため、今回はサイト売買会社の専用掲示板を借りて個人間でのサイト売買を行いました。
個人間で行うサイト売買は初めての経験でしたが、何とかスムーズに行う事が出来ました。
サイト売買の流れ
そこで、ここからは、実際に経験したサイト売買の流れについて解説します。
売る予定のサイトをサイト売買会社に査定してもらいます。
ちなみに、サイトを売る際の相場は過去6ヶ月間の営業利益×20~24ヶ月分らしいです。
例えば、過去6ヶ月間の営業利益が10万円の場合には、10万円×20~24=200万円~240万円になります。
サイト売買会社の掲示板を利用したりやサイト売買会社にお願いして買主を探します。
買主(候補)が決まったら、サイトの現状をアドセンスやアナリティクスのキャプチャ画面などを提示します。
最初に提示した営業利益やアクセス数との相違が無い事を確認してもらいます。
その結果、買主のOKが出たら譲渡契約書を締結します。
譲渡契約書を締結したら買主よりサイト売買代金の入金を行っていただきます。
この際、サイト売買会社が提供しているエクスローサービスを利用するとスムーズに売買代金を受け取る事が可能になります。
買主よりサイト売買代金の入金を確認したら、サイトの移管を行います。
買主へサイトの移管が完了したらサイト売買会社からサイト売買代金を振り込んでもらいます。(エクスローサービス利用の場合)
以上がサイト売買の流れになります。
サイト売買の流れは重要ですが、ますは買主を探さない事には始まりません。
個人間の売買はストレスが溜まる可能性あり
サイト売買の工程を全てお任せ出来る(サイト売買の仲介)会社であれば、サイトの査定から買主の募集、契約書の締結、サイト移管などの作業を全てお任せする事が出来ます。
そのため、前回のサイト売買ではあまりストレスを感じる事なくサイト売買を完了する事が出来ました。
ただ、今回のサイト売買では売却希望価格が低い事も有り仲介ではなく直接交渉という形を取ったため、ちょっとストレスがありました。
というのも、サイト売買会社にサイト案件を登録した翌日に買主が見つかったのですが、そこからが長かったんですよね。
買主の人も仲介ではなく直接売買だったためか、とにかく返信が遅くてこちらから連絡を入れても返信が2~3日後なんていう事が多々ありました。
相手がいるんだからせめて翌日には返信してよと何度思った事か。
それが、1回や2回じゃなく複数回ありましたから、正直なところこの人本当に買う気あるのかな?とまで思ったほどです。
結局今回のサイト売買は、買主が決まってから実際にサイト売買代金が私の銀行口座へ振り込まれるまで約1ヶ月くらい掛かりました。
スムーズに行っていれば2週間も掛からないはずなのにと思いながらも、こういう事もあるんだなという良い教訓にもなりました。
個人間のサイト売買ではある程度時間が掛かる可能性がありますね。
まとめ
●サイトとはその名の通りサイトやブログの売買のこと
●サイト売買には直接交渉とサイト売買仲介業者を介す方法がある
●サイト売買は誰にでもできる
●サイト売買ではサイト売買仲介業者を介して行う事が一般的
●個人間のサイト売買はストレスが溜まるケースあり
近年、少しづつその勢いを増してきたサイト売買ですが、他のジャンルと比べればまだまだ新興のジャンルです。
そのため、サイト売買の経験が無いという人は試行錯誤しながらという人が多いと思います。
また、近年では、個人や法人が運営しているブログやサイトの価値が上昇しており、そういったブログやサイトを買い取って自分(自社)で運用したいという人が増えてきています。
もっとも、一から始めるブログやサイトよりも、すでに出来上がっており収益が発生しているブログやサイトを購入した方がブログやサイトの収益化が簡単な事は言うまでもありません。
そこで、今後サイト購入を考えている人は、運営履歴や収入状況、購入した場合の運営方法に注意しながら今からいろいろと情報収集を行っておいた方が良いかと思います。
いざ、サイトを購入したは良いものの、事前の情報とは異なった、全然収益が上がらないなど、自分の思い描いていた事とかけ離れてしまっては元も子もありませんから。