サイトを買う場合には、まずは複数あるサイト売買業者のHPにて売りの案件を確認する事になります。
そして、、当然ですが案件の中には良い案件と悪い案件があります。
そして、良い案件を購入する事が出来れば購入後も安定・継続して収益を上げてくれます。
ただ、悪い案件を購入してしまった場合には、購入後一定期間収益が発生したもののその後収益が無くなってしまったというケースもあります。
もっとも、悪い案件の場合には、購入後1~2ヶ月程度で収益が無くなってしまうケースもあるため、サイト売買の案件の見極めはとても重要になってきます。
そこで、当記事では、サイト売買の案件を見極めるために必要な条件について解説します。
サイト売買を考えているけど、案件の見極め方が分からない人は、是非参考にして下さい。
✅当記事の執筆者
・ココナラプラチナランク継続4年以上
・Wordpressブログ作成実績1,000件以上
・ココナラ売上600万円以上
それでは本題に入りますね。
サイト売買案件で確認すべき箇所
各サイト売買業者のHPには、日々数多くのサイト売買案件が掲載されていますが、大抵の案件には下記の情報が掲載されています。
●販売価格
●運営履歴
●毎月の売上
●毎月の利益
●毎月のアクセス&ユニーク数
●サイトのアピールポイント
そのため、サイトを購入する場合には、サイト売買会社が提供しているこれら各情報を元に案件を選別していく事になります。
そして、これらの情報の中でも特に重要な情報があります。
相場は販売価格は直近半年の平均利益×20ヶ月程度
サイト売買の案件ですが、こと販売価格についての明確な基準はありません。
そのため、大袈裟に言えばサイトを売りたい人の言い値=販売価格になっています。
ただ、売りたい人の言い値になってしまうと、いつまで経ってもサイトが売れない、またはあまりに安く設定したためか早く売れてしまうケースがあります。
その結果、販売価格の設定次第では売主が損をしてしまうケースがあるのです。
そこで、サイト売買業者の間では暗黙の了解で各案件の相場があり、その相場とは下記の通りです。
これは、以前某サイト売買業者の担当者から直接話を聞いていますので間違いありません。
人気の高いジャンルの案件の場合には、これより相場が高くなり、逆に人気の低いジャンルはこれよりも相場が低くなりますが、一般的な相場のラインはこの程度となっています。
そのため、ジャンルによって若干の差はあるものの、サイトを買いたい場合には、この相場を目安に案件を選別してみて下さい。
他の条件にもよりますが、この相場よりも安い案件があったら、その案件は狙い目といえます。
また、サイトを売りたい人は、この相場以下で売りに出せば早めに売り切る事が可能です。
ただ、特に売り急いでいなければこの相場での販売価格設定をお勧めします。
サイトの購入相場は直近半年の平均利益×20ヶ月分を覚えておきましょう。
サイトの運営履歴は重要な目安です
サイト売買の案件を選別する上では、この運営履歴も重要になります。
というのも、運営履歴=ドメインの運用履歴になるため、ドメインの強度を図る上ではこの運営履歴は欠かす事が出来ない情報になるのです。
そして、ドメインの強度はその後の検索順位やアクセス数にも影響してくるため、強度が強いに越した事はありません。
ちなみに、このドメインは新規ではその強度はゼロですが、運用していくにつれて高くなっていきます。
もっとも、サイトの更新状況によっては必ずしも強度が高くなるという事ではありませんが、基本的に新規よりも運用歴が長いドメインの方がその強度は高いです。
また、サイト売買の案件によっては、中古ドメインを取得して運用している場合があります。
ドメインの正確な運用履歴を確認する場合には、下記サイトでドメインの運用履歴を確認してみて下さい。
このサイトでドメインを検索すると、いつから運用が開始されていつ更新があったのか?について確認する事が出来ます。
案件では毎月の売上よりも利益を重視します
あなたがサイトの運営で重視するものは、売上ですか?利益ですか?この答えは、ほぼ間違いなく利益になると思います。
それは、いくら売上が多くても経費が多く利益が少なければサイトの運営継続が困難になるからです。
そのため、サイトを購入する場合には、毎月の売上から各種経費を差し引いた利益がどの程度あるのか?を確認する事はとても重要です。
ただ、この利益についても単月での利益ではなく、ある程度の一定期間においての利益の平均値でなければあまり意味はありません。
何故なら、利益が多かった月は商品の当たり月や季節商品など、そこに継続性が無いからです。
継続性が無ければ当然ですがサイトを購入してもその収益は右肩下がりでしぼんでいくだけになります。
そのため、毎月の利益については最低でも過去半年間の平均利益、出来れば過去1年間の平均利益で考えて下さい。
また、過去半年や1年間での利益が段々と落ちているのではなく、段々と上がっていれば、今後もその成長曲線を描く可能性が高くなります。
そして、そういったサイトは狙い目となりますので、購入しても良いです。
サイトを購入する際には、売上よりも利益を重視しましょう。
失敗しないための売買案件選びについて
ここからは、私の過去5回におけるサイト売買の経験や得た知識を元に、サイト売買で失敗しないために必要な要素について解説していきます。
その案件自体に興味があるのか?
これは至極もっともな事だと思います。だって、それは興味のあるサイトやブログでなければそもそもその案件自体調査しないからです。
ただ、サイト売買を行う人の中には、ただ単に営業利益が多いという理由だけでサイトやブログを購入する人が一定数存在しています。
これは、以前私がサイト売買に関して数件相談を受けた人の中にも営業利益で選んでも良いですか?という相談があったから間違いありません。
私のところに相談してくる人の中にこういった相談があるという事は、相談してこない人の中にはもっと営業利益だけで判断している人がいるという事です。
もっとも、今後の収益を考えた場合、購入予定のサイトやブログの営業利益はとても重要です。
ただ、単純に営業利益だけで判断してしまうと、購入後しばらくは収益を上げる事が出来ると思いますが、月日が経つにつれて段々と収益が減少してしまう可能性があります。
というのも、サイト売買で購入したサイトやブログは、購入後もある程度定期的にメンテナンスを行わないと段々とアクセス数が減少してしまい、その結果収益も減少してしまうからです。
この事は、私が売却したブログの、その後の検索順位の動向を調査した際、全くブログのメンテナンスが行われておらず、かなり順位が下がっていた事からも明らかです。
その結果、検索順位が下がれば必然的にアクセス数も減少=収益も減ってしまいます。
そのため、サイト売買の案件をただ単に営業利益だけで決めるのは止めた方が良いです。
その案件に興味があるのか?購入後のメンテナンスは大丈夫なのか?など複数の方面からじっくり検討した上で案件を決めましょう。
そのサイトに興味や関心が無ければ、今後そのサイトを運営していく事は難しいと言えます。
今後自分でサイトを運用して行けるのか?
先程、サイト売買にてサイトやブログを購入した後には、定期的なメンテナンスが必要だと解説しましたが、定期的なメンテナンスを行っていくためには下記が重要になります。
定期メンテナンスでは定期的にサイトやブログの記事の更新や記事の追加、またはデザインの修正など、サイトやブログについての知識はもちろん、記事作成能力が求められます。
そして、これはそのままサイトやブログを保有した際の自分の運用能力(今後自分で運用する事が出来るのか)によるところが大きくなるのです。
もっとも、サイト売買では、その運用を第三者に任せる、または記事の更新や追加については専属ライターが付いて来るなど、自分で運用しなくても大丈夫なケースもあります。
ただ、運用を第三者に任せる場合には委託費用が、専属ライター付きの案件は高額になるなど、一般個人が行うためには少々ハードルが高いと言わざるを得ません。
そのため、サイト売買で案件を選ぶ際には、購入後にきちんと自分で運用していく事が出来るのか?について十分検討した上で行って下さい。
サイト運営を第三者に任せる以外は、自分で運営していく必要があります。
まとめ
●サイト購入費用の相場は半年利益×20ヶ月
●運用履歴や利益の推移も重要
●サイト売買の案件について購入予定のサイトに興味はあるのか?
●購入後そのサイトを運営していけるのか?は重要
現在、インターネット上にはサイト売買の案件は数多くありますが、案件を検討する場合には下記の件についてよく検討する事をお勧めします。
●その販売価格は適正なのか?
●運用履歴は長いのか?
●毎月平均的な利益が上がっているのか?
●毎月の利益が右肩下がりになっていないか?
特に、適正価格と毎月の利益の動きには十分注意して案件を選ぶと良いです。
この見極めが出来ていないと、いざサイトを購入したものの、利益が右肩下がりになった、または全く利益が出なかったなどという事態にもなりかねないため注意が必要です。
また、サイト売買で購入したサイトやブログは、購入後しばらくは収益を出してくれると思います。
ただ、そのまま放置すれば時間の経過とともに、その収益は右肩下がりになる可能性が高いです。
その原因は、サイトのメンテナンスを行っていない事にあります。
サイト売買の案件選びでは案件に興味があるのか?自分で運用する事が可能か?について検討した上で選んで下さい。
サイト売買には数多くの案件がありますが、その購入金額は決して安くは無いのです。