サイト売買でトラブルに遭わないためにしておくべきこと

サイト売買トラブル

サイト売買では、購入した案件がその後大きな収益を上げる可能性もありますが、これとは逆に損失を出してしまう可能性があります。つまり、サイト売買は諸刃の剣と呼ぶにふさわしいと私は思いますが、そんなサイト売買にも他の売買と同様にトラブルがあります。

●サイト売買の相手との音信不通
●サイト売買代金の入金が無い
●サイト売買契約書が不正確
●購入したサイトやブログの情報が事前確認した内容とは異なっていた

などなど、サイト売買ではいくつかのトラブルが発生する可能性があるのです。そのため、サイト売買でトラブルに遭わないためには、事前にその対策を行っておく必要があります。

目次

サイト売買でトラブルに遭わないためには?

ここからは、今まで私がサイト売買を行ってきた経験を元に、サイト売買でトラブルに遭わないために行うべき事、確認すべき事などについて解説していきますね。

これは、サイト売買に限らず他に事にも言えますが、トラブルに遭ってしまうとトラブルを解決するための労力やストレスによって、大変な事になってしまう可能性があるため、事前にトラブルを回避すべく行動する必要があります。

相手との音信不通を回避する方法

サイト売買を行うにあたっては、売買相手とのやり取りや交渉は欠かせません。そのため、売買相手とはいつでも連絡が取れる状態にしておく必要があります。

ただ、中には売買取引の最中に突然音信不通になってしまう人がいる事も事実であり、私も過去に数回売買取引相手との交渉段階で音信不通になった事があります。そして、そうなってしまうとその後の取引が行えない=取引中止になってしまいます。

 

そこで、サイト売買相手との音信不通を回避するための方法ですが、下記の通りです。

●売買交渉時に相手の連絡先(電話番号)を聞いてみる
●サイト売買仲介業者に間に入ってもらう(有料の場合が多い)

この2つが挙げられます。まずは、売買取引相手に電話番号を教えるという事は、相手からいつでも連絡が来ても良いという意思の表れになるため、売買取引の途中で音信不通になる事はまずありません。

また、多少お金は掛かりますがサイト売買仲介業者に間に入ってもらうという事も、売買相手の音信不通を回避するためには有効な方法になります。

仲介業者が定期的に売主と買主に連絡を取ってくれるため安心感がありますので、多少お金が掛かってもスムーズな取引を行いたいという人は売買仲介業者に間に入ってもらった方が良いです。

 

ちなみに、売買相手と直接取引を行う場合ですが、あまりこちらからしつこく取引の催促を行ってしまうと、取引相手に何でそんなに焦っているのか?サイトやブログに何か問題があるのでは?と思われてしまう場合があります。

そして、そうなってしまうとそれこそ音信不通になってしまいかねませんので、取引相手とは余裕を持った交渉を行うように心がけて下さい。

売買代金の未入金を回避する方法

未入金

サイト売買において、ある意味一番重要な事がこのサイト売買代金の回収になります。せっかくサイトを売却したにも関わらず、売却代金が入金されなかったら途方に暮れてしまいます。

そのため、売買代金の未回収を回避するためには、サイト売買仲介業者がエスクローサービスを提供しているのか?否か?で判断して下さい。

 

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このエスクローサービスを提供している仲介業者であれば、買主が売買代金の入金を行わない限りはサイトの譲渡は行われないため、買主の未入金という事態を回避する事が出来ます。

不完全な売買契約書の回避方法

基本的に、サイト売買では売買契約書の締結を行い、この売買契約書に記載されている内容を元に売買が行われます。そのため、この売買契約書に記載する内容については、買主・売主双方にとって不利益とならないように、必要な項目は全て記載する必要があります。

そして、サイト売買における売買契約書に必要な記載内容ですが、主に下記の通りです。

●譲渡の対象
●引き渡しの詳細
●譲渡代金及び支払い方法
●譲渡日までの運営方法やその責任
●譲渡後の権利や義務・保証内容など
●譲渡契約の解除条項
●秘密保持契約条項
●合意管轄裁判所
●協議解決条項
●特記事項

特に、譲渡の対象や引き渡し、譲渡代金及び支払い方法については重要項目となるため、売主・買主双方が納得のいく内容を記載する必要はあります。

また、サイト売買仲介業者によっては、売買契約書について有料または無料で作成してくれるところがあるため、自分で売買契約書の作成が難しいという人は、売買仲介業者に依頼するという方法もあります。

サイトやブログの不備を回避する方法

これは主に買主に関係してくる事ですが、購入したサイトやブログに事前情報とは異なる不備が見つかるケースがあります。その主な不備ですが下記の通りです。

●サイトやブログへのアクセス数の相違
●事前報告とは異なる売上金額の相違

そして、これらの相違について買主にとってはサイトやブログ購入後に大きな損失に繋がる可能性があるため、事前に売主からきちんと現状報告を受けておく必要があります。

 

そのためには、売主から下記の情報を提供してもらう必要があります。

●直近1年間のアクセスデータの推移
●直近1年間の売上データの推移
●サイトやブログの更新履歴

そして、これらの提供してもらったデータをくまなく精査する必要があります。

例えば、直近1年間のアクセス数や売上が増加傾向であれば今後のアクセス数も増えていく可能性がありますが、減少傾向であれば今後は減少していく可能性があるため購入は控えるなどです。

 

もっとも、サイトやブログの更新状況もアクセス数や売上に関係してくるため、更新状況の確認も重要になります。あまり更新していなくてアクセス数や売上が減少しているのであれば、今後更新して行けばアクセス数や売上は増加する可能性があるため、そこら辺りの見極めも重要になってきます。

ちなみに、これらのデータについては、Googleアナリティクスのデータや各種ASPのデータなどによって確認する事が出来ますので、必ず売主から提出してもらって下さい。

まとめ

●取引相手の連絡先を確認する
●売買代金の支払い方法を確認する
●売買契約書の内容は要チェック
●サイトやブログの各種データのチェック

サイト売買では、売主・買主ともに気持ちよく取引を行いたいところですが、中には取引中または取引後にトラブルが発覚するケースがあります。

そのため、サイト売買では今回解説した内容について、事前に十分検討した上で取引に臨んでみて下さい。そして、取引に不安があればサイト売買仲介業者に相談してみましょう。

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